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福岡園の大規模マルチ型物流施設、空室率は3年半ぶりゼロ上回るも旺盛なニーズ続く

福岡園の大規模マルチ型物流施設、空室率は3年半ぶりゼロ上回るも旺盛なニーズ続く

CBRE調査、新規供給・需要とも四半期で過去最大

シービーアールイー(CBRE)が10月31日公表した今年7~9月期の大規模マルチテナント型物流施設の賃貸市場動向に関する調査結果によると、福岡圏の期末の平均空室率は0.9%となり、2019年第1四半期(1~3月)以降、3年半ぶりに0%から脱した。

今期の新規供給4.8万坪、新規需要4.5万坪はともに四半期ベースとしては過去最大を記録。大量供給の影響で空室率は小幅上昇したものの、ニーズ自体は依然旺盛なようだ。


需給バランスの推移(CBRE調査資料より引用)

今期は福岡県の糟屋郡篠栗町や古賀市など、物流立地としては新興のエリアで竣工した物件がいずれも満床となったという。CBREは福岡IC至近で高速道路へのアクセスが良好な点があらためて評価され、テナントニーズを吸収しているとみている。

1坪当たりの実質賃料は3370円で、前期比2.1%の高い上昇率を記録。その背景の1つとして、福岡IC周辺はテナントの引き合いが強いにもかかわらず今後の供給は限られるため、依然として賃料の上昇傾向が強いことを挙げている。

さらに、福岡県南部や佐賀県鳥栖市周辺は、従前は賃料水準が比較的低かったものの、大型の物流ニーズも高まっているため、賃料の底上げが続いているという。

調査の対象は福岡と佐賀の両県を中心とする延べ床面積5000坪以上の27棟。

(藤原秀行)

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