ソフトバンクと日通が設立のMeeTruck、物流事業者向け業務支援サービスで「CO2排出量可視化」機能検証版開発

ソフトバンクと日通が設立のMeeTruck、物流事業者向け業務支援サービスで「CO2排出量可視化」機能検証版開発

自社車両分に加え、協力会社に依頼した仕事の分も算出・集計

ソフトバンクと日本通運が合弁で設立したMeeTruck(ミートラック)は11月1日、提供中の物流事業者向け業務支援サービスで、新たにCO2排出量を算出・可視化する機能を検証版として開発したと発表した。検証に協力してもらえる企業を募集する。

物流領域でも脱炭素の潮流が強まり、荷主企業が物流事業者に温室効果ガス排出量の算出を求める動きも広がっているのに対応する。

業務支援サービスの「作業報告(検証版)」の機能に、CO2排出量の算出式を組み込み、日々の配車と、作業完了の確認の業務を行うことで、自社車両に加えて仕事を依頼した協力会社車両のCO2排出量を、事業所の合計として日別および荷主別に自動で算出・集計できるようにした。

検証版のため、既存のユーザーのほか、CO2排出量の算出に課題や興味を持つ運送事業者や荷主企業にも利用を呼び掛け、実際の使用感や実績の正確性・信頼性に関する意見・要望を集める予定。

【CO2排出量 「自社」画面イメージ】

【 CO2排出量 「荷主別」画面イメージ】

*開発中のため、実際の画面は異なる可能性がある

MeeTruckの業務支援サービスは2023年2月末日までの間、無料で提供している。

(藤原秀行)※いずれもMeeTruck提供

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