総合リユースサービスのバイセル、千葉・習志野の東京建物開発拠点に2カ所目の物流倉庫開設へ

総合リユースサービスのバイセル、千葉・習志野の東京建物開発拠点に2カ所目の物流倉庫開設へ

千葉・船橋に続き23年1月、総面積は1.7倍へ拡大

総合リユースサービス「バイセル」を展開するBuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)は12月22日、国内2拠点目となる物流倉庫「習志野ロジスティクスセンター(習志野ロジ)」を2023年1月6日、千葉県習志野市に開設すると発表した。

東京建物が開発した物流施設「T-LOGI習志野」の1階と3階に入居。習志野ロジでは主に着物や骨董品の商材管理、配送を行う。

バイセルの物流倉庫の総面積は5700坪、従来比約173%に拡張する予定。

リユース市場は年々拡大し、2025年の市場規模は3.5兆円と推計されている。バイセルが提供する出張買取サービスも利用が伸び、21年には査定の問い合わせ件数が約35万件、出張査定件数は約21万件と、ともに過去最高を記録した。

バイセルは2020年6月以降、千葉県船橋市の船橋ロジスティクスセンター(船橋ロジ)で買い取り後の全商品を管理してきた。
買い取り件数の増加に加え、骨董品・レコードなどの新規商材の取り扱いも強化する中で物量が増大。同ロジスティクスセンターの増床を繰り返してきたが、中期経営計画2024にのっとった一層の事業拡大を見越して2拠点化を選択した。

23年1月に稼働を開始する習志野ロジの面積は2400坪。現在の倉庫面積3300坪から5700坪に広がる。

(藤原秀行)※いずれもBuySell Technologies提供

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