東急不動産、タイ・バンコク近郊で物流施設開発プロジェクトに参加決定

東急不動産、タイ・バンコク近郊で物流施設開発プロジェクトに参加決定

同国3件目、4.9万㎡で24年10月竣工予定

東急不動産は2月10日、シンガポールの子会社TOKYU LAND ASIA(TLA)を通じて、新たにタイで物流施設開発プロジェクトに参加することを決めたと発表した。

タイの大手上場不動産デベロッパーOrigin Property(オリジンプロパティ)と大手上場物流企業JWD InfoLogistics(インフォロジスティクス)の合弁会社Alpha Industrial Solutions(アルファ・インダストリアル・ソリューションズ、AIS)が開発を進める事業に加わる。

東急不動産がタイで物流施設開発に加わるのはこれで3件目となる。

平屋建て倉庫6棟から成るマルチテナント型物流施設群を順次建設。賃貸面積はトータルで約4万9000㎡、竣工・引き渡しは2024年10月をそれぞれ見込む。

プロジェクトはタイ最大の湾岸工業地帯(EEC)を構成するチョンブリ県で展開。東南アジアでも有数の規模を持つレムチャバン港に近接し、製造業など幅広い産業における保管や積み替えニーズを背景とした、倉庫需要が旺盛なエリア。先進的な案件を整備し、倉庫需要の着実な取り込みを図る。

■プロジェクト概要
【名称】アルファ レムチャバンプロジェクト
【敷地面積】約90,000㎡
【賃貸面積】約49,000㎡(予定)
【建物計画】倉庫
【着工】2023年2月(予定)
【竣工・引き渡し】2024年10月(予定)

本案件はアルファ社との3件目の共同事業案件になる。

【東急不動産の日本国内における物流事業物件一覧】

(藤原秀行)※いずれも東急不動産提供

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