EC物流の加速や国際事業拡大など図る
SBSホールディングス(HD)は2月10日、2023~2025年度(12月期)の3年間を対象とする新たな中期経営計画「SBS Next Stage 2025」を策定したと発表した。
経営理念と経営ビジョン
重点施策として、「グループ総合力の強化」「LT×ITによる業務生産性の向上、差別化」など4項目を提示。
具体策として、3PLを中心としたBtoB事業の増強・深化、EC物流の加速、国際物流事業の拡大、M&Aによる経営リソース拡充、物流データの活用による物流高度化などを列挙している。
収益の目標として、最終の2025年12月期に連結売上高5000億円、営業利益275億円を掲げている。M&Aを覗いた自律的成長で3年間の平均収益伸長率4.5%を目指す。
同時に、収益体質を改善し営業利益率を現在の5%弱から5.5%まで高めるとともに、自己資本比率は20%台から30%へ引き上げていくことを図る。
中長期の成長イメージとして、30年12月期に連結売上高7000億円、その後は1兆円を目指していく方針。
(藤原秀行)※図表類はいずれもSBSHD提供