保冷を必要とする商品配送も可能に
ECサイト構築支援Shopify(ショッピファイ)の日本法人Shopify Japanは2月14日、Shopifyを利用する国内中小規模の事業者(Shopifyユーザー)向けの配送サービス「+ Shipping(プラスシッピング)」に関し、新たに日本郵便の冷蔵配送サービス「チルドゆうパック」への対応を同日開始したと発表した。
Shopifyはオンラインストア構築から顧客データ管理、受注管理、配送、在庫管理まで幅広い規模の小売事業者を支援している。プラスシッピングは国内の主に中小規模のShopifyユーザー向けに、昨年10月から日本郵便の協力を得て、商品を効率的かつ低コストで配送するために開始した。
プラスシッピングは日本郵便との個別契約をせずに荷物の集荷申し込みや集荷の場所・日時指定から配送情報の管理、送り状ラベルの購入・印刷、配送の事前決済まで、配送に関するサービスを包括的にアプリ上で提供。個人から中小企業まで多くのShopifyユーザーが利用している。
通常配送は差出地から届け先の距離と配送商品のサイズに応じて配送料金が異なる。しかし、プラスシッピングは全国一律の特別配送料金を採用。Shopifyユーザーのコスト負担を最大51%まで削減できると説明している。本サービスは荷物一個口から利用が可能。
プラスシッピングが日本郵便の「チルドゆうパック」にも対応することで、Shopify ユーザーは保冷が必要となる商品を配送することが可能になる。国内配送会社では最大級の容量の3辺合計で150cmまでの荷物が対象となる。
従来のプラスシッピング同様、配送会社への集荷申し込みから配送情報の管理、送り状購入・印刷、配送料の事前決済まで、日本郵便の配送に関するサービスを包括的にアプリ上で行える。
(Shopify Japan提供)
(藤原秀行)