デジタルツイン上で現状再現、多角的なシミュレーション可能
業務改善支援システムを展開しているCoupa(クーパ、東京都港区赤坂)は3月15日、JR東日本物流に、物流ネットワークの全体最適化や将来の事業拡大に向けた俊敏かつ定量的な業務シミュレーションと物流設計などを目的として、CoupaのSupply Chain Design & Planningソリューションを納入したと発表した。
※Coupa提供
JR東日本物流は、CoupaのSupply Chain Design & Planning ソリューションについて、現実世界を仮想空間上に再現できる「デジタルツイン技術」を用いて自社の物流ネットワークをデジタル上に再現し、様々な仮説の検証、評価を実施できることや、複雑な物流制約などを考慮したデータと高度なAIに基づく定量的で恣意性のない仮説検証、評価ができること、物流拠点の再配置や配送ルートの再設計をはじめ、将来検討可能性のある新規事業の実現性や収益性の検証など多角的なシミュレーションに対応可能なことを評価した。
JR東日本物流はCoupaのソリューションを活用し、環境変化に備えた柔軟で能動的な物流改革につなげていくことを目指す。
(藤原秀行)