CRE、埼玉・ふじみ野で大型物流施設の2棟目着工

CRE、埼玉・ふじみ野で大型物流施設の2棟目着工

11.4万㎡、24年10月竣工予定

シーアールイー(CRE)は3月15日、埼玉県ふじみ野市で新たな大型物流施設「ロジスクエアふじみ野B」の工事に着手したと発表した。

地上4階建て、延床面積11万4082㎡(3万4510坪)を計画しており、2024年10月の竣工を予定している。

同一エリアで昨年7月に着工した「ロジスクエアふじみ野A」は24年1月末の竣工に向けて、建設工事を進めている。トータルで3棟を整備する予定。

開発予定地はふじみ野市の国道254号バイパス沿いに位置している。同バイパスは片側2車線の幹線道路で、国道463号線(浦和所沢バイパス)や国道16号線などの幹線道路と連結する重要な幹線道路。

埼玉県南部、特に所沢・三芳・ふじみ野エリアは都心部へのアクセスにも優れ、物流拠点立地として県内でも有数のニーズの高いエリアであり、本開発予定地は道路ネットワークの活用により広域物流拠点立地として優位性を備えているとみている。

「ロジスクエアふじみ野B」は2、3 階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、トラックバースを1、2、3階に備える。ランプウェイは上り専用と下り専用をそれぞれ設置するダブルランプウェイ方式として、車両動線を一方通行とすることで場内の安全性向上を図り、トラックバースは計126台の大型車が同時接車できるようにする。

2フロアオペレーションとなる3~4階部分には荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)を計8基設置する計画。最大で8テナントの入居が可能な設計を採用し、最小で約3360坪から利用できるようにする。

将来対応としては、事務室の増設、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場の確保など、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様を施し、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性も持たせるようにする。

太陽光発電システムの導入を予定しており、本物件屋根に設置する太陽光パネルで発電した自然エネルギーをロジスクエアふじみ野A・Bで自家消費する。


完成イメージ。左がロジスクエアふじみ野A、右がロジスクエアふじみ野B

■開発プロジェクト概要
施設名称 : ロジスクエアふじみ野B
所 在 地 : 埼玉県ふじみ野市福岡新田
敷地面積 : 101,128.48㎡(30,591.36坪)(ロジスクエアふじみ野A・B同一敷地)
用途地域 : 工業専用地域
主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模 : 鉄骨造 地上4階建て
延ベ面積 : 114,082.75 ㎡(34,510.03 坪)(予定)(ロジスクエアふじみ野 B)
着 工 : 2023年3月15日
竣 工 : 2024年10月15 日(予定)
設計監理 : 西松建設株式会社
施 工 : 西松・初雁特定建設工事共同企業体
C M : 株式会社山下PMC


ロジスクエアふじみ野プロジェクト全体配置図(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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