CBcloud、配送パートナーが安心・安定して輸送できる時間増やす新プロジェクト開始

CBcloud、配送パートナーが安心・安定して輸送できる時間増やす新プロジェクト開始

第1弾はナルネットコミュニケーションズと協業、自動車メンテナンスをサポート

CBcloudは3月30日、同社に登録している配送パートナーが安心・安定して輸送できる時間を増やすための新たなプロジェクトを3月31日に始めると発表した。

関連業界のリーディングプレイヤーと協業し、社会全体で、個人ドライバーを支えていくことを目指す。併せて、配送パートナーが業務に集中し、安心して活躍できる環境を整えることで、トラックドライバーの長時間労働規制が強化される「2024年問題」の解決も後押ししていきたい考え。

第1弾は、自動車メンテナンス受託管理のナルネットコミュニケーションズ(愛知県春日井市)と協業。安心して車両を稼働させられる環境の構築と最大20%の費用減を実現する「カーサポ365」を開始する。

CBcloudは、個人事業主配送パートナーに特化したオーダーメイド型メンテナンスプログラムとしては物流業界で初めてと意義を強調している。

プロジェクト第1弾となるメンテナンス領域では、軽貨物配送パートナーが少しでも安くしたい理由で中古車を購入し、整備工場を独自に探すものの、結果として、“突然のトラブルに遭い仕事が止まる”、“都度メンテナンスを行うので実は割高”になっているという実態を改善するのが狙い。具体的には以下の取り組みを展開する。

1. 24時間/365日のコールセンター:予期せぬトラブルを迅速サポート
2. 安心安全な高品質部品:トヨタモビリティパーツ株式会社が提供する高品質な部品を使用
3. ドライバーフィットメニュー:走行距離など車両状態・使い方に最適化し最大20%整備代削減
4. ワンストップメンテ:配送パートナーにとって利便性の良い整備工場でメンテナンス。二度手間、余計な整備時間を削減

プログラムは全国約1万500カ所の整備工場と提携するナルネットコミュニケーションズと協働し実現した。

3月31日から軽貨物配送パートナー向けに1都3県で展開。将来は配送パートナー4万人に加え、全国16万人の個人事業主ドライバーへ拡大する予定。

第2弾は、業界大手の損保会社と連携し、新たな活動を開発する予定。

(藤原秀行)

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