その後、「落下する可能性なくなった」と発表
政府は4月13日午前7時55分ごろ、北朝鮮から発射された弾道ミサイルとみられるものが午前8時ごろに北海道とその周辺へ落下する可能性があるとして、北海道を対象にJアラート(全国瞬時警報システム)を出し、建物内や地下へ避難するよう呼び掛けた。
その後、午前8時すぎに、落下する可能性がなくなったと発表、避難の呼び掛けを終了した。政府は引き続き、航行中の船舶に対し、今後の情報に注意するよう呼び掛けている。
Jアラート発令を伝えるNHKのテレビ画面
岸田文雄首相は同日午前、首相官邸で記者団に対し、日本の領域内には落下していないことを確認中と説明。北朝鮮を強く非難した。
北朝鮮のミサイル発射に関連し、政府がJアラートを出したのは2022年11月以来。北朝鮮は今年に入ってもミサイルの発射を続けている。
(藤原秀行)