神戸のベンチャー企業がテストマーケティング実施へ
海上輸送用のISO(国際標準機構)規格コンテナを輸入販売しているSPDコンテナ事業開設準備室(神戸市)は3月18日、両側面の開放が可能な40フィートコンテナのテストマーケティングを始めると発表した。
ISO規格海上コンテナは後方のみ開いて荷物の積み下ろしをするのが一般的。国内では片方の側面が開くタイプの20フィートコンテナも使われているが、さらに40フィートで両側面オープンにできるものを実用化し、物流事業者らの鉄道貨物へのモーダルシフトを後押ししたい考え。
現状で積載トンは20~22トン、積載可能なパレットは1100ミリメートル×1100ミリメートルで20枚、900ミリメートル×1100ミリメートルで24枚になると見込む。
両側面開放可能なコンテナ(SPDコンテナ事業開設準備室提供)
(藤原秀行)