整備工場の相互活用も
JPロジスティクスと近物レックスは4月13日、物流ネットワークの補完・共創による両社の事業成長を目指し、業務提携したと発表した。
トラックドライバーの長時間労働規制が強化される「2024年問題」などの課題を受け、西日本に強みを持つJPロジスティクスと東日本に強みを持つ近物レックスが双方の地域的な強みを最大限に生かしながら、両社が持つリソースをシェアし、業務の効率化を図る。
具体的には、千葉と静岡、愛知の3県で物流施設の共同利用を開始。併せて、近距離の支店間で共同配送を実施する。併せて、自社整備工場をそれぞれが活用し、整備車両の回送距離短縮も目指す。他にも提携領域を広げていくことを視野に入れている。
近物レックス・堀内悟社長(左)とJPロジスティクス・長谷川実社長
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用