SBSグループ、中部エリア初の自社倉庫を愛知・一宮に開設

SBSグループ、中部エリア初の自社倉庫を愛知・一宮に開設

5.7万㎡、リコーロジとエルマックスが共同運営

SBSホールディングス(HD)は4月17日、中部エリアで初の自社倉庫「物流センター一宮」を愛知県一宮市に開設したと発表した。

地上4階建て、延床面積は5万7441㎡。SBSHD傘下のエルマックスとSBSリコーロジスティクスが共同で運営する。名神高速道路の一宮ICから約4kmに位置している。


センターの外観(プレスリリースより引用)

これまで近隣の複数の物流センターで行っていた事業を集約し業務効率化を図るほか、新規顧客事業もスタート。SBSグループの中部地区での中核拠点として位置付ける。

今後、EC物流事業の稼働に合わせて、棚搬送ロボットなどLT(Logistics Technology)機器を本格導入し、自動化・省人化を追求するほか、屋上に太陽光パネルを敷設して電力消費の一部を賄うなど環境負荷低減に努める。

SBSグループの物流施設で2例目となる 49㎡の大型多目的ビジョン「一宮ハイウェイビジョン」を設置。ニュース・天気予報やイベント情報、広告動画など、地域住民や高速道路を走行するドライバーの要望に応じた多様な情報を発信する。

<物流センター一宮 概要>
名 称:物流センター一宮
住 所:愛知県一宮市千秋町小山字外輪堂1-1
敷地面積:29,683.52 ㎡(8,979 坪)
延床面積:57,441.67 ㎡(17,376 坪)
梁下有効(倉庫天井高):5.6m
床 荷 重:1.5t/㎡
構 造:混合構造(柱:鉄筋コンクリート、梁:鉄骨)、耐震構造
階 数:地上4階
そ の 他:太陽光発電装置、倉庫内自動LED照明、災害時自家用発電機、外壁デジタル
サイネージ(一宮ハイウェイドビジョン)

(藤原秀行)

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