先行してシステムも、業務効率化とコスト削減図る
中四国や九州を地盤とするスーパー大手のイズミと香川県を本拠としているスーパーのマルヨシセンターは5月9日、両社が2019年11月に締結した資本・業務提携契約に基づき、24年2月をめどに四国地域の商品仕入れや物流、システム統合を実施することを決めたと発表した。
統合により、業務プロセスの効率化とコスト削減を図る。併せて、迅速かつ正確な物流・配送体制を整備し、顧客へのサービス品質を高めることも狙う。
システム統合は仕入れや物流に先立ち、23年9月のスタートを予定している。
2023年2月期の連結営業収益(売上高に相当)はイズミが4601億円、マルヨシセンターが385億円だった。23年2月時点でイズミがマルヨシセンター株式の19.81%を保有する筆頭株主となっている。
(藤原秀行)