既存棟隣地で増築、高速道近い立地生かし多様な需要に対応
鈴与は6月1日、愛知県小牧市で新たな物流拠点「小牧物流センター2号棟」が稼働を開始したと発表した。
（鈴与提供）
同センターは鈴与の名古屋支店が2017年に開設した1号棟の隣地に増築した。2号棟は延床面積が1万7200㎡で、1号棟と合わせると3万5400㎡に達する。
名古屋高速小牧北ICから約5kmに位置し、東名・名神・中央の各自動車道が交わる小牧JCTにも近く、中京圏を中心としながら関東・関西の大消費地への輸送アクセスにも優れている立地。食品など消費財関連の顧客を中心に、1号棟と2号棟を一体運営し、多様な物流需要に応えていく構え。
同センターの良好なロケーションを活用し、東海域内（北陸・静岡含む）は独自の共同配送ネットワークを中心としたきめ細かい配送が、遠方にはトレーラーのスイッチ輸送を活用したローコストで確実な納品がそれぞれ可能と見込む。
1号棟の100ｍ×30ｍの大庇に続いて、2号棟にも58ｍ×32ｍの大庇を設置。悪天候でもスタッフに負荷を掛けずに作業を継続できるようにしている。
全館にLED照明を導入するなど、省エネ・環境への対応を充実させている。
小牧物流センター 概要
名 称：鈴与株式会社 小牧物流センター
所 在 地：愛知県小牧市郷西町17番地
延床面積：1号棟 18,200㎡
延床面積：2号棟 17,200㎡ （2023年6月竣工）
総面積 35,400㎡
稼働開始：2023年6月1日
（藤原秀行）
