物流プラットフォーム「ハコベル」、配車計画サービス開始し日本ロジテム先行導入

物流プラットフォーム「ハコベル」、配車計画サービス開始し日本ロジテム先行導入

業務工数51%削減を達成

ハコベルは6月6日、新たに開発した「ハコベル 配車計画」を日本ロジテムに先行提供し、業務工数51%削減を実現したと発表した。

従来、配車計画は人手によって行われることが多く、業務属人化やナレッジシェアの難しさが課題だった。ハコベルの新機能は路線便やチャーターなど最適な輸送方法の組み合わせ、最適な運送会社の選定をAIで自動的に算出し、物流業務全体の効率化に貢献できると見込む。6月に本提供を開始する。

新サービスは出荷情報に対して商品梱包サイズや重量・届け先条件・輸送費・配送可能な重量などを考慮した最適なプランを自動で算出。その結果に対して、さらに出荷情報を追加して再計算したり、チャーターから路線への変更、運送会社の変更などの編集を柔軟に行ったりすることが可能。

導入に際してはハコベルのカスタマーサクセスチームがサポート。これまで暗黙知化していた配車計画のノウハウをロジックとして明確化し、属人性の排除にもつながると見込む。

先行導入した日本ロジテムは配車計画とその周辺業務工数が51%削減できたほか、配車計画業務のペーパーレス化で紙の使用量を33%減らせた。自動配車計算のアシストにより、配車計画担当者変更後も安定した品質を維持できたという。


導入前・導入後の物流業務DX化のイメージ

(藤原秀行)※いずれもハコベル提供

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