商用車向けは1月に続き、エネルギー価格上昇理由に
フランスのタイヤ大手ミシュランの日本法人、日本ミシュランタイヤは7月7日、ミシュランブランドの国内市販用商用車タイヤのメーカー出荷価格を改定、9月1日に値上げすると発表した。
原油をはじめ電気やガスなどのエネルギー価格の上昇が依然として製造費および物流費に大きな影響を与えており、自社の企業努力のみで吸収するの困難と判断、再度値上げに踏み切る。
対象商品はトラック・バス用の冬タイヤで、値上げ率は平均11%の予定。
同社は今年に入り、1月にも商用車向けタイヤを、5月には乗用車タイヤをそれぞれ値上げした。
(藤原秀行)