自社センターで採用、経験基にカスタマイズ
関通は7月20日、自動梱包機のダイワハイテックス(東京都板橋区坂下)と共同企画した新たな自動梱包機「Multi BOS-Line Pro」の提供を開始したと発表した。
(関通提供)
関通は「Multi BOS- Line」を1万4700坪の大規模物流センター「関西主管センター」内の、月間10万件の出荷が行われる物流現場に採用した。
自社の物流現場で導入したMulti BOS- Lineを、物流現場で最大活用できるようにカスタマイズし、プロの物流現場で成果を出せる自動梱包機として提供することにした。
ダイワハイテックスは全国約4,500の書店に採用されているコミック包装機「コミックシュリンカー」で国内シェアトップクラスを誇る。現在は物流現場への物流梱包ラインの提供を主力事業として展開している。
特徴①:エラー時のリジェクト機能を搭載
エラーを判別してリジェクトする機能が搭載されており、ライン停止を最小限に抑えた高稼働が可能。
特徴②:低コストで導入が可能
通常、自動梱包機の導入は、4000万~7000万円ほどの費用が掛かるとされているが、Multi BOS-Line Proは3分の1のコストで導入することが可能。
特徴③:柔軟なカスタイズ対応
顧客の要望(梱包形状、梱包別の判別、シュリンクのありなし)などに合わせて、梱包ラインをカスタマイズすることが可能。
特徴④:処理スピード
1時間当たり700~900個の梱包が可能で、作業効率化と省人化を同時に実現できると見込む
(藤原秀行)