独自基準で船舶の高品質担保図る
日本郵船は8月18日、洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)の安全運航推進活動について、日本海事協会から8月17日付で品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001:2015」の認証を取得したと発表した。
船舶管理会社が設定する安全管理システムに加えて、国際標準化機構(ISO)規格の認証を受けた独自の安全基準NAV9000に基づく安全運航推進活動を実施することで、さらに高いレベルでの品質管理と安全運航を担保できると見込む。
同社は船舶が高い品質を維持しているか、適切な運航管理が実施されているかを確認するため、NAV9000活動をグループの運航船(傭船も含む)と船舶管理会社に対し定期的に実施。NAV9000活動は2006年、既に同認証を取得しており、内航船のCTVも適用範囲に含めるよう追加の認証を申請していた。
登録証書
チェックリスト
(藤原秀行)※いずれも日本郵船提供