三菱食品とキユーソー流通システム、食品軸の低温物流事業を一部統合へ

三菱食品とキユーソー流通システム、食品軸の低温物流事業を一部統合へ

合弁会社設立、24年4月1日付で本格的に営業開始予定

三菱食品とキユーソー流通システムは8月29日、主に食品を対象とした双方の物流事業を一部統合し、両社間で業務提携すると発表した。

新会社「エル・プラットフォーム」を合弁で今年10月2日に設立した上で、両社の物流事業を一部移管し、2024年4月1日付で本格的に営業を開始する予定。

卸と物流企業それぞれのノウハウや経営資源を持ち寄り、トラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」に対応するとともに、今後も需要が見込まれる首都圏エリアの食品を軸とした低温物流を強化していきたい考え。

新会社は三菱食品が75%、キユーソーが25%をそれぞれ出資することを計画しており、所在地などの詳細は今後詰める。

(藤原秀行)

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