JR貨物の11月輸送量は268万トンで前年同月比4.4%減

JR貨物の11月輸送量は268万トンで前年同月比4.4%減

 JR貨物が12月13日に発表した「輸送動向について(平成30年11月分)」によると、当月の鉄道貨物輸送量は引き続き今夏の豪雨影響などから前年同月比4.4%減の268万2000トンとなった。ただ山陽線の復旧・運転再開が進んだこともあって下げ幅は縮小している。

 このうちコンテナは3.4%減の193万4000トン。大手自動車メーカーの増産により東海地区から東北地区向けの自動車部品輸送が好調に推移したほか、家電・情報機器はトラックドライバー不足による鉄道シフトの進展や暖房器具の需要増でともに前年同月を上回った。

 しかし豪雨被害および東北線、東海道線での輸送障害より高速貨物列車 192 本が運休、紙・パルプが国内需要の減少に伴い大幅下落、夏季の天候不良で北海道産野菜が低調。食料工業品、化学工業品、化学薬品なども前年同月を下回り全体ではマイナスとなった。

 一方、車扱は7.1%減の74万8000トン。冬場を迎え石油が需要期に入ったものの、気温が高めに推移したことから灯油を中心に荷動きは鈍化。セメント・石灰石は大幅に増加したが全体では前年同月を下回った。

(鳥羽俊一)

JR貨物ニュースリリース
https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/2c15b9981a2869445950915598a0bb55.pdf

経営/業界動向カテゴリの最新記事