フェデックス、貨物輸送時のCO2排出量をリアルタイムで確認可能なツール提供開始

フェデックス、貨物輸送時のCO2排出量をリアルタイムで確認可能なツール提供開始

環境負荷低減の輸送戦略立案可能に

フェデックス コーポレーション傘下のフェデックス エクスプレスは8月31日、フェデックスのネットワーク内の貨物輸送時に温室効果ガスがどれほど排出されているかを確認できる新たなツール「FedEx Sustainability Insights(フェデックス・サステナビリティ・インサイツ)」 の提供を、日本を含むアジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域の一部でスタートしたと発表した。

顧客は本ツールのデータを利用することで、地球環境への影響を軽減する輸送戦略の策定が可能になると見込む。


ツールの画面イメージ(フェデックス提供)

本ツールは米国のFedEx Dataworksが開発したクラウドベースの革新的なデータエンジンを採用。ほぼリアルタイムでフェデックスのネットワークデータを利用し、CO2排出量を試算する。

顧客は個々の追跡番号の排出量データに加え、自社のアカウントにおける過去の集計データも確認することが可能。対象となる全てのフェデックス エクスプレスの貨物輸送方法、サービスタイプ、国・地域のデータをツール上で表示する。

(藤原秀行)

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