JOINの3億円出資を認可
国土交通省は4月5日、双日と日本空港ビルディングがパラオで参加しているパラオ国際空港の旅客ターミナル整備・運営事業に対して海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が約3億円出資する計画を3月19日付で認可したと発表した。
海外で日本の旅客ターミナルビル運営などのノウハウを生かし、太平洋エリアでの事業を拡大できるよう後押ししていきたい考え。
同事業は双日と日本空港ビルディング、JOINがパラオ政府と現地の事業体に共同出資。パラオ国際空港に新規旅客ターミナルを開設するほか、既存の旅客ターミナルも改修、運営に参加していく予定。新規の旅客ターミナルは延べ床面積約1万2180平方メートルで、2020年8月の完成を見込む。
(藤原秀行)