新たな協業の一環、東京と中四国・九州でまずスタート
日本郵便と佐川急便は10月20日、配達先の不在で持ち戻りとなった佐川の宅配荷物を、郵便局の窓口で受け取ることができるサービスを10月23日に始めると発表した。
両社は2021年9月、新たな協業の一環として「拠点受け取りの共同化」を表明した。ユーザーの利便性の向上と再配達抑制による輸送時のCO2排出量削減、ドライバーの負荷軽減促進が狙い。
まず東京都と中国エリア(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)、四国エリア(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)、九州エリア(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)でスタートする。受け取り可能な郵便局は当初、301局に上っている。
(藤原秀行)