三菱倉庫とキユーソー、「2024年問題」意識し医薬品GDP対応の中継リレー輸送開始

三菱倉庫とキユーソー、「2024年問題」意識し医薬品GDP対応の中継リレー輸送開始

関東~関西間、長距離輸送ドライバーの負荷軽減図る

三菱倉庫とキユーソー流通システムは10月30日、医薬品の適正な流通基準「GDP」に対応した専用車両を使用し、関東~関西間で医薬品の中継リレー輸送を12月4日に開始すると発表した。

三菱倉庫グループのDPネットワークが手掛けている医薬品GDP輸送サービス「DP-Cool」向けに三菱倉庫が開発した車両2台をキユーソーグループのキユーソーティスが利用し、関東・関西の中間に立地する「コネクトエリア浜松」などで関東発、関西発のそれぞれのドライバーが交代。車両の変更なく長距離輸送を行う計画。

ドライバーの労働環境を改善し、「2024年問題」でより一層深刻化すると見込まれるドライバー不足へ対応していくのが狙い。


(プレスリリースより引用)

三菱倉庫とキユーソーは昨年1月に業務提携契約を締結。主に食品・医薬品分野で両社の強みを生かし、共同配送網や新規サービスの構築を図っている。今回の中継リレー輸送もその一環。

(藤原秀行)

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