全国港湾労組、春闘でGW中のスト通告判断を先送り

全国港湾労組、春闘でGW中のスト通告判断を先送り

今月24日にあらためて対応協議へ

港湾労働者が参加する全国港湾労働組合連合会(全国港湾)は4月17日、2019年春闘に関し、第5回の中央闘争委員会を開き、今後の対応を協議した。

かねて検討してきた今年のゴールデンウイーク中のストライキについては、実行を視野に入れるものの、交渉相手の日本港運協会(日港協)の出方を見極めるとして、同日中にスト実施の通告をすることは見送った。

次回の中央闘争委は今月24日午後に開催し、あらためて対応を確認する。既に通告済みの今月21日の24時間ストは実施される公算が大きい。

全国港湾と全日本港湾運輸労働組合同盟(港湾同盟)は産別最低賃金の引き上げなどをめぐり、日港協と意見対立が続いている。

(藤原秀行)

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