日鉄エンジがオリックス向けに埼玉・松伏町の物流施設を完成

日鉄エンジがオリックス向けに埼玉・松伏町の物流施設を完成

延べ床面積7.7万平方メートルの「松伏ロジスティクスセンター」

日鉄エンジニアリング(旧新日鉄住金エンジニアリング)は4月17日、オリックスから建設工事を受注していたマルチテナント型物流施設「松伏ロジスティクスセンター」(埼玉・松伏町)を完成・引き渡したと発表した。


施設外観(日鉄エンジニアリングニュースリリースより)

施設規模は鉄骨造地上4階建て、延べ床面積約7万7000平方メートルの耐震構造。使用した鉄骨重量は約9000トンに上る。独自の構造設計ノウハウを生かして地震エネルギーの吸収能力が高い自社製耐震部材「アンボンドブレース」230本を最適配置。耐震性能に優れた物流施設を実現した。

同施設は東京近郊と首都圏を結ぶ国道16号の内側、また都心から約30キロメートル圏内に位置しており、都内への配送拠点として最適な立地となっている。

日鉄エンジは物流施設を得意領域の一つとして展開。当該分野での受注実績は直近10年で約220万平方メートルに達する。

(鳥羽俊一)

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