松野官房長官、船員に日本人含まれずと説明
松野博一官房長官は11月20日午前の記者会見で、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、日本郵船が運航する自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」を拿捕した件について「船員に日本人は含まれていないと報告を受けている」と説明した上で「政府としてこのような行為を断固非難する。現在、国土交通省や外務省など関係省庁が情報収集を進め、関係国と連携しながら当該船舶および船員の早期解放のため取り組んでいるところだ」と説明した。
併せて、「イスラエルとも意思疎通を図り、当事者のフーシ派への直接の働き掛けに加え、サウジアラビア、オマーン、イランなどの関係国に船舶および船員の早期釈放をフーシ派に強く求めるよう働き掛けている」と強調した。
(藤原秀行)