羽田空港の滑走路で新千歳発の日航機が炎上、衝突の海保機は5人死亡★続報3

羽田空港の滑走路で新千歳発の日航機が炎上、衝突の海保機は5人死亡★続報3

旅客機の乗客・乗員は全員脱出

東京の羽田空港で1月2日午後6時ごろ、新千歳空港発羽田行きの日本航空(JAL)516便の旅客機がC滑走路上で炎上した。

同空港は事故直後から全ての滑走路を閉鎖したが、同日午後9時半にC滑走路以外の滑走路の閉鎖を解除した。当該の機体は全焼したとみられる。同便に搭乗していた乗客・乗員379人は全員脱出したが、複数の負傷者がいるもよう。

国土交通省などによると、JAL機が着陸した直後、滑走路にいた海上保安庁の第3管区海上保安本部羽田航空基地所属ボンバルディアDHC-8型(MA722機)と衝突した。海保機に搭乗していた職員6人のうち、機長を除く5人は死亡が確認された。機長も重傷という。海保機は石川県の能登半島地震の被災地へ救援物資を搬送する予定だった。

今後、運輸安全委員会や警視庁などが事故の詳しい状況や原因を本格的に調べる。

JALのウェブサイトなどによると、JAL516便はスケジュール通りに飛行した場合、午後3時50分に新千歳を出発、羽田には午後5時35分に到着する予定となっていた。

(藤原秀行)

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