5号池袋線や中央環状線で勤務、濃厚接触推定の同僚11人は自宅待機
首都高速道路会社は4月23日、グループ企業の料金所収受員(60代男性)が新型コロナウイルスに感染していることが同22日に判明したと発表した。
同社によると、当該の収受員は4月17日から自宅療養しており、現在容体は安定しているという。
直近2週間の勤務状態を見ると、4月3、15日は中央環状線の高松料金所、同6日は5号池袋線の西神田料金所、同9日は北池袋料金所、同12日は東池袋料金所でそれぞれ職務に就いており、時間はいずれも当日の午前8時半から翌日の午前9時まで。いずれの料金所も事務所と合わせて消毒を済ませた。
当該の収受員と濃厚接触したと推定される他の収受員11人は4月22日以降、自宅待機を指示した。
感染者判明に伴い、4月24日の午前9時から当面の間、北池袋料金所は原則としてETCレーンの無線走行の車のみに限定した運用とする。その他の料金所は当該収受員と接触していない収受員が業務に当たるため、ETC車以外も通常通り利用可能という。
(藤原秀行)※写真はイメージ