被災域外の在庫部品活用
トヨタ自動車は1月7日、国内の完成車工場の稼働を当初予定通り、1月8日に始めると発表した。
能登半島地震で部品のサプライヤーなどが多数被災しており、稼働が可能かどうかを検討していたが、同社は「対象域外の在庫部品を活用して稼働するという判断をした」と説明している。
翌週の1月15日以降については地域の復旧状況などを踏まえ、あらためて判断する方針と表明しており、現状では未定。
他の主要自動車メーカーも1月8日に国内工場の稼働を始める方向で足並みを揃える見通し。
(藤原秀行)