三菱倉庫系CVC、警備など向け業務ロボット開発のugoに出資

三菱倉庫系CVC、警備など向け業務ロボット開発のugoに出資

物流の自動化・省人化にもつなげたい考え

三菱倉庫のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)、MLCベンチャーズは1月31日、運用するファンド「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」を通じ、警備向けなどの業務用ロボットを手掛けるスタートアップのugo(ユーゴー)に出資したと発表した。具体的な出資額は開示していない

ugoは2018年創業。「ロボットの“社会実装”により、人の可能性を最大化する」をビジョンに掲げ、次世代型業務DXロボット「ugo(ユーゴー)」や運営管理システムをサブスクリプション形式で提供している。人手不足に悩む警備・点検、医療・介護といった多様な業種の自動化や現場のデータ活用支援に注力している。


業務DXロボット「ugo」(いずれもMLCベンチャーズ提供)

ugoに出資することで物流・不動産を中心とした社会インフラ事業を多数保有する三菱倉庫グループのネットワークとugoの技術力を組み合わせ、物流領域の自動化・省人化にもつなげていくことを目指す。

(藤原秀行)

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