数週間分をまとめて配達、時短ニーズに対応
味の素は1月31日、冷凍弁当の宅配に参入すると発表した。
まぜご飯の上におかずを詰めた一食完結型の宅配冷凍弁当「あえて、」を開発。小売業のDXを支援するイングリウッドと資本・業務提携し、サブスクリプション形式でサービス提供を同日開始した。当初は20種類を用意しており、順次ラインアップを拡大していく構え。
味の素が弁当の開発や品質管理など、イングリッドが専用ECサイトの運営などをそれぞれ担っている。弁当は電子レンジで6分加熱すれば食べられる。食事を簡単に作ることができる時短のニーズが伸びているのに対応する。
味の素が独自に開発した技術を駆使し、ご飯とおかずを詰めた一体型の冷凍食品でもご飯のおいしさを保持できるようにした。併せて、容器のサイズはA4用紙の半分程度の大きさに抑え、保管しやすいよう配慮している。
弁当の賞味期間は12カ月。オンラインショップでサブスクリプションサービスに登録すると、20種類の中から2~4週間分をまとめて購入者の自宅に配達する。1回当たりの食数が異なる3種の定期便コース(6食、12食、20食)の中から選択可能。
価格は6食お届けコースが1食当たり税込み1177円、12食が1069円、20食が961円。初回は送料無料。
ECサイトのイメージ
弁当の容器
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用