FIGグループのREALIZEと匠、AGV使ったパレット自動搬送システムを大阪のハタノ製作所に納入

FIGグループのREALIZEと匠、AGV使ったパレット自動搬送システムを大阪のハタノ製作所に納入

500kgまで搬送対応可能

タクシー向け車両管理システムなどを手掛けるFIG(大分市)グループで自動車部品製造装置などを担うREALIZE(旧石井工作研究所)は2月9日、資本・業務提携しているロボット開発の匠(福岡県大野城市)と共同で、ハタノ製作所(大阪府和泉市)へ自動倉庫連携によるパレットの自動搬送システムを納入、運用を開始したと発表した。

ハタノ製作所は浴槽接続金具・配管の開発・製造・販売を展開している。同社の倉庫1階に、匠のグリッド式AGV(無人搬送ロボット)「TiTra G500」を2台導入した。

「TiTra G500」は搬送重量500kgまで対応可能なリフト型AGVで、REALIZEが製造している。入出庫指示、生産管理システム、自動倉庫、自動シャッター、荷高さ計測センサー、「TiTra G500」の運行管理システム(ATS)などとつながるようにするためのPLC連携システムもREALIZEが設計・開発した。

今夏はハタノ製作所倉庫の別フロアにも、同システムを導入することを検討しているという。


荷積みパレット搬送


自動倉庫連携


PLC連携システム


システム構成概要(いずれもREALIZE提供)

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事