昨年に続き「リテールテック」へデモ出展
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)など仮想空間技術を手掛けるスタートアップのXは2月20日、小売業の店舗運営を支援するサービスを提供している富士フイルムシステムサービスと協業し、フランチャイズ本部の運営課題を仮想空間技術で解決するための「メタバースシステム」を、昨年に引き続き、3月12~15日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される展示会「リテールテックJAPAN 2024」でデモ展示すると発表した。
メタバースシステムはVRゴーグルを使わず、フランチャイズ加盟企業が既に導入しているスマートフォンやiPadなどの業務端末にインストールできるアプリケーションとして提供。
iPadなど業務端末のカメラを利用し、画面に表示すると商品の売れ行き情報やトレンドを画面に出したり、そのまま本部へ発注したりできる機能を用意。
さらに、過去の売り上げデータやキャンペーン情報を基にAI解析し、最適な棚割りを提案する。商品のキャンペーン情報表示に加え、棚の並べ替え自体もサポートすることで、さらなる業務改善につなげる。
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(藤原秀行)※いずれもX提供