韓国で建造、2026年竣工予定
商船三井は3月5日、東京ガスの100%子会社で海運事業を手掛ける東京エルエヌジータンカーと、新造LNG(液化天然ガス)船1隻の長期定期用船契約を締結したと発表した。
東京エルエヌジータンカーとLNG船の定期用船で合意したのは8隻目。
本船は韓国の造船会社Hanwha Ocean(ハンファオーシャン)のコジェ造船所が建造。2026年に竣工した後、商船三井が船舶管理を担い、東京ガス向けのLNG輸送に従事する予定。
燃料消費効率を改善した最新型の独MAN Energy Solutions(MANエナジーソリューションズ)製エンジン(ME-GA)を搭載。従来のLNG船より環境への配慮を強化した仕様を採用している。
【本船概要】
主要寸法:全長294.9m、船幅46.4m
船型:船型17万4000㎥メンブレン型
(藤原秀行)