映像解析AIのVAAKが三井住友海上火災と連携、物流現場向けの貨物事故事前予防システム普及加速狙う

映像解析AIのVAAKが三井住友海上火災と連携、物流現場向けの貨物事故事前予防システム普及加速狙う

発生リスクを可視化

映像解析AIを活用した防犯・自動化・分析を手掛けるVAAK(バーク、東京都千代田区内神田)は4月10日、三井住友海上火災保険と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

両社の結び付きを強め、今後人手不足がより深刻になると懸念される物流業界向けに貨物事故や労働災害といった経営課題解決を支援するサービス「VAAKEYE(バークアイ)フォークリフト監視」の普及を加速させるのが狙い。

同サービスはVAAKの高精度な映像解析AIを用いて、倉庫内などを撮影した画像データから貨物事故や労働災害の発生・兆候を検知・通知するリスクマネジメントシステム。作業現場の事故発生や発生の危険性を可視化し、原因究明や効果的な対策につなげられるため、事故の未然防止に役立てることが可能とみている。

VAAKは倉庫などに既設のカメラを使えるため、導入のハードルは低いとみている。

(藤原秀行)※いずれもVAAK提供

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