百貨店・小売向け配送に投入、本格的な運用の可能性見極め
センコーは4月22日、中国メーカーの小型EV(電気自動車)トラック活用の実証実験を開始したと発表した。
試験的に1台導入し、4月19日にセンコーグループの東京納品代行西日本(大阪市)で出発式を開催した。
センコーグループは様々な仕様のトラックを保有運行しており、約3カ月間実施する実証実験で取得する走行・電力消費などのデータを分析、中国製小型EVトラックを日本で本格的に運用できるかどうかを見極める。
中国製EVトラックは東納西日本の南港輸送センター(大阪市)に配備し、日中に大阪市内を中心に神戸市周辺部を含めた百貨店・小売店舗向け配送に投入する。
積載重量は約2.5tで、航続距離は約200kmを見込む。具体的なメーカー名は開示していない。
試験導入した中国製小型EVトラックと撮影に応じるセンコー・大越昇取締役専務執行役員(左)と東京納品代行西日本・寺下一志社長(プレスリリースより引用)
■中国製小型EVトラックの概要
ボディ-タイプ | ドライバン |
車両総重量 | 約6トン |
積載重量 | 約2.5トン |
充填時間 | 約12時間 |
航続距離 | 約200km |
(藤原秀行)