工場・倉庫の自動化支援強化
工場・倉庫のスマート化事業を展開するIndustry Alpha（インダストリーアルファ）は4月23日、四恩システム（福岡県久留米市）とAMR（自律移動ロボット）関連事業で協業すると発表した。
半導体関連産業などの進出が相次ぐ九州地方の製造・物流業界の現場自動化を後押しするのが狙い。
Industry Alphaは既に九州地方でAMR導入支援や需要の掘り起こしに努めてきたが、地理的な面で制約があった。四恩システムの力を借り、九州地方へ本格的に進出。Industry Alphaの「ヒアリング→設計→開発→導入」の包括的な自動化支援体制を強化し、より迅速かつ的確に九州地方の企業の自動化需要に応えていきたい考えだ。
四恩システムは1000kg可搬AGV（無人搬送ロボット）を開発、金属加工工場などに納入してきた実績を持つ。
Industry Alphaの1000kg可搬AMR「Kaghelo」（カゲロウ）（同社提供）
（藤原秀行）
