ダイセーロジスティクス、愛知・一宮で東京建物の物流施設内に菓子共配ハブセンター開設

ダイセーロジスティクス、愛知・一宮で東京建物の物流施設内に菓子共配ハブセンター開設

1678坪、「2024年問題」受けた中継輸送需要にも対応

ダイセーロジスティクスは4月25日、愛知県一宮市で新たな物流拠点「一宮センター」の稼働を5月1日に始めると発表した。

「2024年問題」で東日本と西日本をつなぐ中継拠点としての需要が高まっている中京エリアにマザーデポ機能を兼ね備えた菓子共配センターを構え、顧客の中継輸送などの需要に対応する。


一宮センターが入る物流施設の外観(ダイセーロジスティクス提供)

ダイセーロジスティクスは関東を中心に拠点を展開しており、西日本では大阪と沖縄に位置している。一宮ハブセンターは昨年10月に竣工した東京建物開発のマルチテナント型物流施設「T-LOGI一宮」の4階、約1678坪に入居している。

全国から中京エリアへ配送する菓子の共配をメーンに設定し、十分な保管スペースを確保。庫内に約480坪の定温スペースを設け、夏場でもチョコレートやグミといったデリケートな商品の温度管理・品質管理を可能にしている。

今後は隣接するライフサポート・エガワとの協業も予定している。

センター概要
住所:愛知県一宮市萩原町林野字鷲宮8-1 T-LOGI一宮4F
アクセス:東海北陸度自動車道「一宮稲沢北IC」から約0.2km、「一宮西IC」から約3.3km
     名古屋高速16号一宮線「一宮東IC」から約5.3km
スペース:約1,678坪 ※バース込み (ドライ1,198坪、定温480坪)別途事務所 63坪
センター機能:DC型・TC型
共配エリア:
 自社:愛知県、三重県、岐阜県
 委託:石川県、富山県、福井県(予定)
稼働開始:2024年5月1日~
特徴:
 菓子の配送に特化/倉庫内に約480坪の定温スペースあり/配送に定温車を使用することで夏場でも温度管理・品質管理が可能

(藤原秀行)

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