AZ-COM丸和、TOB表明でC&F特別委に説明も「質問特段受けていない」と主張

AZ-COM丸和、TOB表明でC&F特別委に説明も「質問特段受けていない」と主張

再度の要望書受領を確認

AZ-COM丸和ホールディングスは4月25日、TOB(株式公開買い付け)実施の方針を表明しているC&Fロジホールディングスから2回目の要望書を受領したと発表した。

この中で、4月24日にAZ-COM丸和の担当者が、C&Fロジが社内に設けている特別委員会と面談、TOBの狙いなどを説明したことを明らかにした。AZ-COM丸和は「当社の考え方に対する質問は特段受けていない」と主張している。

その上で、今回の要望書に対し、再度考えを表明する方針を示した。

2回目の要望書は、TOB開始をAZ-COM丸和が5月上旬に始める考えを公表していることに対し、他の複数の企業からTOB対抗の提案を受けており検討が必要なことなどを理由に、少なくとも5月下旬まで延期するよう要請。聞き入れられない場合はC&Fロジとして対抗措置を検討する可能性があることを示唆した。

(藤原秀行)

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