AMRなど開発に充当、財務体質強化も
工場・倉庫のスマート化事業を展開するIndustry Alpha(インダストリーアルファ)は5月8日、日本政策金融公庫と巣鴨信用金庫からの協調融資で借り入れを実施、資金を調達したと発表した。
新型コロナウイルス対策の資本性劣後ローンを利用した。具体的な調達額は開示していない。
Industry AlphaではAMR(自律走行ロボット)や最適化アルゴリズムなどのソリューションを活用し、製造業・物流業のスマート化を後押ししている。調達した資金はAMRや周辺システムなどDXソリューションの開発に必要な運転資金の一部に充てるとともに、財務体質の強化を図る。
Industry AlphaのAMR「Kaghelo500」(左)と「Kaghelo1000」(同社提供)
(藤原秀行)