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SGHD、配送荷物のトラック積み込みノウハウ可視化システムを22年4月導入へ

SGHD、配送荷物のトラック積み込みノウハウ可視化システムを22年4月導入へ

デリバリー事業のデジタル化、配送伝票は同時期に完了見通し

SGホールディングスの川中子勝浩取締役(経営企画担当)は10月29日に開催した2021年9月中間連結決算の電話会見で、宅配などのデリバリー事業の業務デジタル化に関する進捗状況を説明した。

既に公表している通り、佐川急便がオプティマインドの配送経路最適化サービス「Loogia(ルージア)」を10月から導入したことに言及。配達員のスマートフォン画面に最適な配達ルートを表示できるようにしたと明らかにした。

従来はセールスドライバーの約60%、協力会社ドライバーの約80%が集配出発前のルート決めなどに20分程度を要し、作業負担となっていたが、ルージア採用で業務効率が向上し、集配出発時間の前倒しなどが期待できると説明した。

川中子取締役は併せて、配送伝票のフルデジタル化を進めていることを紹介。現時点で約90%までデジタル化できており、22年4月に完了する予定と報告した。

さらに、トラックへの積み込みノウハウを可視化するシステムも22年4月にスタートする予定で、ドライバー以外の従業員でも夜間に積み込み作業を行えるようになるなど生産性改善の効果が期待できると述べた。


デリバリー事業のデジタル化の概要(SGホールディングス決算説明資料より引用)

川中子取締役はこのほか、海上コンテナ輸送などで世界的に続いている混乱が収束する見通しを質問されたのに対し、「なかなか明確にお答えするのは難しい。いろんな方のいろんな意見があり、原因も多岐にわたると聞いている。すぐに解消するのは難しい状況と聞いている」と明確な回答を避けた。

原油価格高騰に伴う燃料費上昇については、21年度の第1~2四半期のトータルで前年同期より12億円程度増加していると明かした上で「それほどインパクトを与えるような数字ではない」と述べ、現時点で影響は限定的と指摘。同時に、今後の価格上昇の状況によっては運賃改定を顧客に求めていく可能性を示した。

(藤原秀行)

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