モノタロウが商品の「置き配」を個人にも拡大、全利用者対象へ

モノタロウが商品の「置き配」を個人にも拡大、全利用者対象へ

エリアも全国に拡大

工具などの通販大手MonotaRO(モノタロウ)は5月9日、配送サービスレベル向上策の一環として、注文商品を受け取る際の「置き配」を刷新、対象の顧客やエリアを5月31日に拡大すると発表した。

置き配サービスは昨年11月にスタートした。従来は法人・個人事業主のユーザーが対象だったが、今後は個人のユーザーも使えるようにし、全顧客を対象とする。大企業向け購買連携システムを使っている場合は対象外。

エリアも既存の首都圏など14都府県から全国に広げる。

さらに、不在時に玄関や建物内の受付など指定した場所に届けてきたが、勤務中や在宅中で手が離せない場合など、執務/在宅の状況に関わらず、指定場所へ配達する。

リニューアルは5月31日から1週間程度の移行期間を設定している。

置き配サービス リニューアルの主な変更点

置き配サービスの連絡はE-mailで行うため、利用の際はメールアドレスの登録が必須となる。出荷後の置き配場所の変更や解除は配送を担うヤマト運輸の会員向けサービス「クロネコメンバーズ」もしくは「お荷物お届けのお知らせ」メールか手続きする。

置き配の完了通知は、リニューアル前はモノタロウの購入履歴画面のステータスに反映していたが、今後は反映されなくなり、対面配達と同様に配達完了と表示される。

(藤原秀行)※いずれもMonotaRO提供

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