産業ファンド投資法人、物流施設2件を6月3日付で取得へ

産業ファンド投資法人、物流施設2件を6月3日付で取得へ

兵庫・たつのと東京・昭島、計119億3400万円

Jリートの産業ファンド投資法人の資産運用を手掛ける三菱商事・ユービーエス(UBS)・リアルティは5月14日、物流施設2件を新たに取得すると発表した。いずれも今年6月3日付で不動産信託受益権を取得する。

対象は兵庫県たつの市の「IIF兵庫たつのロジスティクスセンター」(2棟で構成、付属建物を含めた総延べ床面積2万3155平方メートル)と、東京・昭島市の「IIF昭島ロジスティクスセンター」(付属建物を含めた総延べ床面積3万315平方メートル)の物件。前者は日立物流から取得の上、同社がリースバックして利用する。期間は10年間。後者は東京ロジファクトリーが長年賃借しており、18年10月から5年間契約を更新した。

取得価額は前者が39億1500万円、後者が80億1900万円。

三菱商事UBSリアルティは、前者は山陽道の龍野西ICに至近で企業団地内に位置し、広域配送拠点として優位性が高いと説明。後者は中央道の八王子ICから約6キロメートルと首都圏などへのアクセスに優れていると強調している。


「IIF兵庫たつのロジスティクスセンター」

「IIF昭島ロジスティクスセンター」
(いずれも三菱UBSリアルティリリースより引用)

(藤原秀行)

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