ヒューテックノオリンの埼玉・愛知と名糖運輸の大阪
C&Fロジホールディングス(HD)が5月17日に発表した2019~21年度にわたる新中期経営計画によると、この3カ年で合計7カ所の物流センターを新設することが分かった。昨年11月の2018年9月中間期決算説明会で公表していた案件に埼玉・愛知・大阪の3カ所を加えた格好。
新たに追加したのはヒューテックノオリンの「蓮田センター」(埼玉県)と「中部第三センター」(愛知県)、名糖運輸の「新関西物流センター」(大阪府)。各プロジェクトの概要は次の通り。
▽「蓮田センター」(投資予定額:16億円、完成予定時期:20年度)
▽「中部第三センター」(29億円、20年度)
▽「新関西物流センター」(40億円、22年度以降)
C&Fロジホールディングスニュースリリースより
同社は顧客開拓に伴う取扱貨物量の増加、共同配送の業容拡大などを理由に積極的な設備投資を計画。今後も需要が堅調に推移するとみられる冷凍・冷蔵食品の低温輸送でインフラを整備・強化する。先行して大阪・埼玉・新潟・岡山の1府3県にて用地取得や賃貸借契約を進めている。
(鳥羽俊一)