鈴与、神奈川・厚木で住友商事開発の物流施設に食品専用センター新設

鈴与、神奈川・厚木で住友商事開発の物流施設に食品専用センター新設

3913坪賃借、共同配送促進

鈴与は1月9日、関東地区で食品物流の事業基盤強化に向け、神奈川県厚木市で新たな拠点「厚木物流センター」を開設、1月4日に稼働を開始したと発表した。

住友商事が開発した物流施設「SOSiLA(ソシラ)厚木飯山」の3階に入居、3913坪を賃借している。

東名高速道路の厚木IC、圏央道の圏央厚木ICからともに約7km。首都圏をはじめ広域をカバー可能な厚木地区で、調味料など加工商品を扱う食品専用物流センターとして運営、物流需要の獲得を図る。

SOSiLA厚木飯山は屋上緑化を実施し、太陽光発電設備を導入するとともに、外壁には耐久性・断熱性に優れたサンドイッチパネルを採用。環境負荷低減を図っている点を評価した。

「2024年問題」への対応を見据え、共同配送の一大拠点として積載効率を向上させ、荷主企業向けに車両台数削減や CO2排出量の抑制を提案する。


SOSiLA厚木飯山の外観(プレスリリースより引用、住友商事提供)

新センター 概要
名称:鈴与株式会社 厚木物流センター
所在地:神奈川県厚木市飯山南 3-17-50 SOSiLA厚木飯山3階
倉庫延床面積:3,913坪
(賃借部分 倉庫・バース・事務所含む)
稼働開始:2024年1月4日

(藤原秀行)

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