Uber Eats、サステナブルな容器包装の調達ガイドラインを加盟店舗向けに発表

Uber Eats、サステナブルな容器包装の調達ガイドラインを加盟店舗向けに発表

リユース品など推奨、禁止素材も明示

宅配大手のUber Eats Japan(ウーバーイーツジャパン)は6月4日、ウーバーイーツ加盟店舗に向け、サステナブルな容器包装の調達基準を定める「持続可能性に配慮した容器包装等基準」ガイドラインを初めて公表したと発表した。6月5日の「世界環境デー(環境の日)」にちなんだ活動。

ガイドラインは環境保全団体のWWF(世界自然保護基金)ジャパンの慣習を得て、リデュース・リユース・リサイクルの「3R」の原則に基づいて作成。ウーバーイーツジャパンはガ
イドラインで使い捨てプラスチックを代替する素材として、リユース容器や再生プラスチック、リサイクル可能なプラスチック、バイオマス素材などの素材を推奨している。

使用を禁止する素材を明示するとともに、持続可能性に配慮した素材の含有割合や取得を推奨する外部認証などを定義している。ウーバーイーツ加盟店舗はガイドラインに準拠するサステナブルな容器包装を公式ポータルサイトで調達できるほか、ガイドラインを参照することで、外部の調達先でも安心してサステナブルな容器包装を購入することができるとみている。

ウーバーイーツは2030年までに世界中のウーバーイーツ上で配達される全ての注文において、使い捨てプラスチックの容器包装をウーバーイーツが定めるより持続可能が高い容器包装に転換する目標を立てている。ガイドライン公表も、その達成に向けた取り組みの一環。

ウーバーイーツジャパンは、ウーバーイーツ加盟店舗がよりサステナブルな容器包装等の選択肢にワンストップでアクセスできる公式ポータルサイトを、伊藤忠商事やBelongとともに昨年開設した。

現在、ポータルサイトは使い捨てビニール袋などの代替として、環境に配慮した素材を用いたペーパーバッグやレジ袋、デリボックス(弁当用容器)、惣菜容器、ペーパーナプキンなどを販売。今後もリサイクル素材などの環境配慮型素材を使った容器包装を展開する予定。

(藤原秀行)

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