トラスコ中山、愛知・北名古屋市で大規模物流拠点の上棟式実施

トラスコ中山、愛知・北名古屋市で大規模物流拠点の上棟式実施

8.9万㎡、26年7月稼働開始へ

トラスコ中山は6月6日、愛知県北名古屋市で建設中の大規模物流拠点「プラネット愛知」の上棟式を同日実施したと発表した。

地上4階建て、延床面積は8万8579㎡を想定しており、建物の竣工は2025年1月、稼働開始は26年7月をそれぞれ予定している。

「プラネット愛知」はJR名古屋駅から約10km(車で20分)、名古屋高速の春日ICから約1.7km(車で6分)。同社が注力している「ニアワセ+ユーチョク」(荷物詰み合わせ+ユーザー直送)サービスに対応し、配送リードタイムの短縮を図る。

愛知県に物流センターを設置することで、東京~大阪間の長距離配送を削減するとともに、ニアワセ+ユーチョクをさらに推進。不要な荷量と配送を減らし、トラックドライバー不足や時間外労働の上限規制、カーボンニュートラルなどの課題に対応していく構え。

「プラネット愛知」の概要

所 在 地 愛知県北名古屋市名古屋 19 街区 1~39-4 他
アクセス 名鉄犬山線 西春駅より約 2.5 ㎞(車で9分)
敷地面積 12,595 坪(41,634 ㎡)
延床面積 26,795 坪(88,579 ㎡)※東京ドーム約2個分
建物構造 複合構造(柱 RC 梁 S 構造)、免震構造
階 数 倉庫4階、事務所4階
能 力 出荷行数:100,000 行/日、保管点数:100 万アイテム
建屋竣工 令和7年(2025)1月
稼働 令和8年(2026)7月予定
設計・施工 大成建設株式会社

(藤原秀行)※いずれもトラスコ中山提供

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