JALとルーフィ、空陸一貫の新たな「直鮮サービス」開始

JALとルーフィ、空陸一貫の新たな「直鮮サービス」開始

特産品の鮮度維持し輸送

日本航空(JAL)は6月11日、車両マッチングサービスを手掛けるスタートアップのルーフィと協業し、空陸一貫輸送サービス「ハコJET」を深化させ、特産品の鮮度を維持した輸送に特化した新配送サービスを6月17日に始めると発表した。

新配送サービスは、大阪国際(伊丹)空港を拠点とするジェイエア(J-AIR)のエンブラエル型機材を使った運航便で提供する。

JALとルーフィは「2024年問題」で物理的な輸送力の不足が見込まれる中、各地の特産品について、空陸一貫輸送により、新鮮な状態でより広く、より多くの消費者に届けられるよう取り組んでいる。

JALが持つスピーディーな輸送力と、ルーフィの3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)による徹底した品質管理輸送に、地域と地域を結ぶJ-AIRのきめ細やかな空輸ネットワークが加わることにより、顧客の多様なニーズに沿った空陸一貫のシームレスなドアツードア輸送を強化する。

【サービスの適用条件】
下記項目を全て満たし、地域事業・地域活性化に資する特産品であると事前承認されたもの
①荷出し地点から到着地点まで当日輸送できるもの
②J-AIRのエンブラエル型機材での運航便に搭載するもの(JAL予約サイトで「J-AIR運航」の表記がある便が対象)
③輸送日の5営業日前までに輸送日、便名、物量が確定しているもの
④航空輸送制限品以外

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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